ストレスに負けない元気生活に!
「いらいらを鎮めてくれる」「気分を落ち着かせてくれる」と話題のセントジョーンズワート。ドイツでは医薬品,アメリカではサプリメントとして使用されています。気分が落ち込んだり,眠れなくなったり,泣きたくなったり,やる気がなくなりやすい方々に幅広く支持されています。
セントジョーンズワートとは?
セントジョーンズワートはハーブの一種です。西洋オトギリソウとも呼ばれます。セントジョーンズワートに含まれる成分は,セロトニンやノルアドレナリン,ドーパミンなど,気分の調節にかかわる神経伝達物質に作用するとされています。民間薬として長い間鬱症状の治療に使用されてきました。軽度〜中度の鬱症状,一時的な鬱症状に有効とされ,多くの専門家がセントジョーンズワートを推薦しています。
どのように使用するの?
セントジョーンズワートの使用方法は,セントジョーンズワートのエキス 300mg を 1日3回服用するとよいとされます。効果を体感するまで,少なくとも
2-3週間は連続して使用してください。ただし,個人差があります。
医薬品とどう違うの?
セントジョーンズワートは,ドイツでは医薬品ですが,米国ではサプリメント(栄養補助食品)です。医薬品的な効果や効能をうたうことはしません。しかし,ドイツで行なわれた研究により,セントジョーンズワートは,軽度〜中度の鬱症状の治療に効果があると報告されました。オーストリアの臨床試験でも,不安感,不眠,悲哀感,絶望感,無力感などが著しく改善されたと報告しています。フランスの臨床試験では,軽度から中程度の鬱病患者について偽薬を上回る効果がありました。米国マサチューセッツ総合病院の研究チームの臨床試験結果でも,代表的な抗鬱剤を少量投与した場合より効果があったとされています。一方,アメリカで行なわれた別の臨床試験では,偽薬を上回る効果は認められなかったとあります。セントジョーンズワートは医薬品ではないので,効果が確実に立証されているわけではありません。
副作用は?
従来の抗鬱剤と比較すると,セントジョーンズワートに副作用はほとんどありません。しかし,次のような副作用があるかもしれません。口の渇き,目まい,胃腸の不調,疲れ,日光に対する過敏症など。このような場合,直ちに使用を中止してください。なかには,セントジョーンズワートの使用量を減らしたところ,副作用が改善されたという使用者もいます。
使用上の注意は?
セントジョーンズワートをご使用いただくにあたり,以下の点をご注意ください。一部の医療用医薬品と併用すると,否定的な相互作用があります。日本薬剤師会の注意喚起をご覧ください。リストにある医薬品をご使用の方は,セントジョーンズワートを使用しないでください。抗鬱剤を服用中の方は,抗鬱剤とセントジョーンズワートを併用しないでください。
セントジョーンズワートについてもっと知りたいのですが・・・
米国CBSテレビの人気番組「20/20」で特集がありました。セントジョーンズワート情報ページをご覧ください。
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