はじめに注意書をご覧ください

 

セントジョンズワートって何ですか?

セントジョンズワート(聖ヨハネ草)は,長い茎と小さな黄色い花をつける植物です。葉は穴が開いたように見えるので,ラテン名では "hypericum perforatum"と呼ばれています。これまで何百年にわたり,消毒剤として,また神経を落ち着かせる助けとして用いられてきました。

ごく最近になって,うつ病にも効果があるという報告がありました。今のところ,どのように効果があるのか,メカニズムは明らかになっていません。現在研究者たちは,現行の抗うつ剤(プロザックなど)より効果があり,副作用が少ないかどうか大きな期待をいて研究を進めています。

*セントジョンズワートは、欧米では天然の抗うつ剤としてとても人気のあるハーブです。しかし、次のような方は注意が必要です。
例えば、ぜんそくや心臓病の治療を受けている方。治療薬の中には、セントジョンズワートと併用すると薬の効果が低下してしまうものがあります。そのため、最悪の場合は命に関わる事態を招くこともあるのです。
また、経口避妊薬の効果も低下させる恐れがあります。
まず、かかりつけの医師にご相談ください。 


セントジョンズワートの評判はどうですか?

 

近年,セントジョンズワートは,多くのマスメディアによって取り上げられてきました。たとえば,アメリカCBSテレビ「20/20」はセントジョンズワートの特集を組みました。以下がその内容の抜粋です。

ヒュー・ダウンズ HUGH DOWNS

現在軽いうつ病に悩まされている何百万人の人々へ, 朗報が届きました。現状では,ほとんどのうつ病患者はプロザック-Prozac-のような化学医薬品を服用しています。でも,もっとよい治療法があるかもしれないのです。

研究者たちは今,驚くべき効能をもったハーブに注目しています。このハーブは,うつ病治療に用いられている一般の処方薬と同じぐらい効き目があり,しかも安全性,価格の面ではるかに優れていることが分かってきました。これまでの伝統的な化学医薬品による治療は徐々に少なくなり,別の代替療法に流れが傾きつつあります。

ティモシー・ジョンソン博士にいろいろと、伺ってみたいと思います。

トレイシー・ゼブロスキー TRACY ZEBROWSKI (PH)

    私がはじめてジムに会ったとき,彼はとても人生を楽しんでいました。元気で,のびのびしていて,とても陽気な人だったんです。

ジム・ゼブロスキー JIM ZEBROWSKI, BUSINESSMAN

あの頃は,ガールフレンドのトレイシーに電話して,銀行からお金を引き出してポケットに突っこんで,二人でいっしょにどこかへ繰り出してばかりいたよ。行先も決めずにただ出かけた時もあったね。

ティモシー・ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON, ABC NEWS MEDICAL EDITOR

(ナレーション) ジム・ゼブロスキーは事業家で,空港シャトルバスサービスの会社の創立者でした。常に前向きでやり手のビジネスマンでした。

トレイシー TRACY ZEBROWSKI

ジムは思いついたことは何でも,準備して,必ず実現させてしまう,そんな人だったんです。でもある日突然,すべてが変わってしまいました。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) 今から6年前,ちょうどジムとトレーシーが結婚したばかりの時でしたが,ジムは自分の会社を売ったものの,新しいオーナーとの法律問題に巻き込まれてしまいました。このトラブルのせいで,ジムの心はすっかり傷ついてしまいました。

ジム JIM ZEBROWSKI

自分でベッドから起きられないほどひどい時もありました。本当に起きたくても起きられないんです。また別の時にはシャワーが浴びられませんでした。もうむちゃくちゃでした。これまでのライフスタイルとは全然違うものになってしまったんです。

テレイシー TRACY ZEBROWSKI

ジムはすべての調子がまったく狂ってしまったようでした。自分自身も,仕事も,そうすべての現実が...

ジョンソン博士 DR TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) ジムは精神科医師に診断してもらいました。うつ病にかかっているというのが診断結果でした。1800万人ものアメリカ人がこれまでにうつ病という経験をしてきました。ジムのように,特定の状況により引き起こされたものもあれば,トゥルーン・バージェンさんのように,一生の間,苦闘している場合もあります。

トゥルーン・バージェン TRUEN BERGEN

まるで厚いくもりガラスで取り囲まれているような気持ちでした。自分の周りで何が起こっているのか,それは全部見えるんです。でも,なぜか自分は隔離されているような,遠く離れているような,いつもそんな感じでした。まったく無感覚なんです。 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

現在48歳になるトゥルーンは,素晴らしいキャリアをもち,二人の良い子供さんに恵まれています。それなのに,これまでずっと,十代後半からずっと,悲しさ,孤独感,落胆の気持ちにさいなまれてきたと語ります。

トゥルーン TRUEN BERGEN

感覚が全然ないというのは,まるで心に冷たい石が詰まっているような感じでした。例えば,友だちが「ねぇ,大丈夫?元気なの?」と話し掛けてくれても,わたしはいつも決まって「別に」と答えていました。ひねくれていたとかそういうのじゃなくて,元気とか元気じゃないとか,本当にそういうのを何も感じていなかったんです。 

ジョンソン博士 DR TIMOTHY JOHNSON

(カメラに向かって) 製薬業界はこれまで何百万ドル(何億円)もかけて,トゥルーンやジムのような患者のために,うつ病に効く化学薬品を製造しようとやっきになってきました。そして生まれたのが,プロザック,パクシル,ゾロフトなどの医薬品です。実際昨年プロザックは,何と17億ドルもの売り上げをあげるアメリカで3番目に人気のある医薬品となりました。でもどうでしょう?もしプロザックと同じ効果があって,しかも副作用が全くないものがあるとしたら?プロザックの四分の一以下の価格で,しかも医師の処方箋なしに手軽に手に入るものがあるとしたらどうでしょう?

セント・ジョンズ・ワート(聖ヨハネ草)というちょっと変わった名前のハーブがそれです。ラテン語名では,ハイパリカムと呼ばれています。医師たちの中には,このハーブによって,うつ病治療法が根底から変わってしまうかもしれないと語る人たちもいます。

ハロルド・ブルームフィールド博士 DR. HAROLD BLOOMFIELD PSYCHIATRIST AND AUTHOR

近い将来,うつ病に苦しんでいる1800万人のアメリカ人の少なくとも三分の二,つまり1200万人が...

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

このハーブに切り替えるようになるでしょう。

ブルームフィールド博士 DR. HAROLD BLOOMFIELD

セントジョンズワートを使用するようになるでしょう。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) ハロルド・ブルームフィールド博士は,エール大学で学んだ精神科医師で,うつ病に関する書物を研究していたところ,このセント・ジョンズ・ワートに偶然出会いました。深く感銘して書いた著作「うつ病の癒し方 "How to Heal Depression"」がベストセラーになり,今度はこのハーブだけに絞って「セントジョンズワートとうつ病 "Hypericum & Depression"」を書き記しました。博士は何百人もの患者に,このハーブの使用を勧め,とてもよい結果を見ているとのことです。

ブルームフィールド博士 DR. HAROLD BLOOMFIELD

今やセントジョンズワートは,第一線級の治療法に値すると思います。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ブルームフィールド博士に) ということは,軽度から中度までのうつ病に悩んでいらっしゃる患者さんには,このセント・ジョンズ・ワートを投与するということになりますか,博士?

ブルームフィールド博士 DR. HAROLD BLOOMFIELD

まったくその通りです。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) ブルームフィールド博士が,セントジョンズワートの使用を勧めた患者の中に,ジム・ゼブロスキーの名前があります。ジムは,それまで次から次へと化学医薬品を試していたものの,どれも長続きしませんでした。ひどい副作用−不安でいっぱいになったり,眠れなかったり,性欲が落ち込んだり−に悩まされたからでした。そこでジムは,このハーブを試してみることにし,健康食品ショップに出かけたのです。もちろん,医師の処方箋は必要ありませんでした。

ジム JIM ZEBROWSKI

だんだん気持ちが落ち着いてきて,たくさんの物事をうまくこなせるようになってきたんです。トレーシーと一緒だと特にね。

トレーシー TRACY ZEBROWSKI

そうね。 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) ジムは過去6ヶ月間,セントジョンズワートを使用してきました。

トレーシー TRACY ZEBROWSKI

ジムはもとに戻りました。本当によくなったんです。一緒に出かけられるようになり,仕事にも打ち込みだしました。もうすぐ赤ちゃんが生まれる予定なんですよ。状況ははるかに良くなりました。あのハーブのおかげだと思います。

トゥルーン TRUEN BERGEN

You want to get the things out for salad. That would be great.

ジョンソン博士 Dr. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) 博士の別の患者,トゥルーエン・バージェンさんも,使用後数週間も経たないうちに,だいぶ気分が良くなったと語ります。 

トゥルーン TRUEN BERGEN

セントジョンズワートの使用を始めると,何と言ったらいいのかしら,ごく普通に感じるようになってきたというか...とてもいい気分なんです。娘を学校に送っていったある日突然,まるで何かが爆発したかのように,急にそういう気持ちになれたんです。「あっもしかしたら,この気持ちが普通の気持ちなのかしら」と思えたんです。「気分が良いってこういうことなのね」と。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON 

(ナレーション) ところで,抗うつ製薬産業に大打撃を与えかねないこのハーブとはいったい何なのか,ということですね。セントジョンズワートは,アメリカ西部やヨーロッパ全域に広く生息している野生植物で,明るい黄色の花をつけます。通常この時期,つまり「聖ヨハネの日」という伝統的な祝祭日あたりから花が咲きだすので,「セントジョンズ(聖ヨハネ)」という名前が付きました。残りの「ワート」というのは,古い英語で植物を意味しています。

収穫後,花と葉の部分を乾燥させて,粉末エキスにします。次に,粉末エキスを砂糖でコーティングしたピル錠剤にして,もう一度乾燥させ,包装する。これで出来上がりです。

ドイツでは,セントジョンズワートが抗うつ剤として,一番人気とのことです。プロザックとの比率は20対1ぐらいでしょうか。ヨーロッパの他の国々でもどんどん人気が上がっているようです。ついにアメリカでも,ハーバード医学学校という医学の伝統校の心を捕まえました。

ハーバード医学学校で精神科を教える,マイケル・ジェニキ博士によれば,彼が初めてセントジョンズワートについて耳にしたのは今から4年前,このハーブを製造販売しているドイツの主要メーカーが,博士の編集する医学ジャーナルに,自分たちの研究結果を補足的に掲載できないかと問い合わせてきた時のことでした。始めのうち,ジェニキ博士は懐疑的でした。

マイケル・ジェニキ博士 DR. MICHAEL JENIKE, HARVARD MEDICAL SCHOOL

それで私は言ったんです。これまでに聞いたこともないし,はっきり言って噂だけのものには全く興味がないとね。すると彼らは,「じゃあ,どうすればいいんでしょう」と言うんだ。だから「まぁ,論文の一部を送ってみてください。たくさん論文があるのでしょうけど,とりあえず少しだけ送ってください」と私は答えておきました。

論文約30件ほどが送られてきたので,実際に読んでみたんです。私は一つ残さず全部読みました。素晴らしい内容でした。軽いうつ病患者に確かに効果的と示す証拠があったんです。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON
(ナレーション)ジェニキ博士は,それら研究結果をジャーナルに掲載することにしました。そうです,セントジョンズワートはうつ病患者に行われた対照実験でも確かに効果があると証明され,標準的な抗うつ薬と同じほど効果性が認められた,しかも副作用がない,という内容の論文を公表したのです。

(カメラに) こうなると640億ドルが関係する問題となってきます。つまり,もしこのハーブ,セントジョンズワートが軽度から中度のうつ病にプロザックと同じほど効果があり,しかも副作用が非常に少なく,価格も格段に安いのであれば,現在,化学医薬品を服用している患者はみな,セントジョンズワートに切り替えたらどうかということです。

ジェニキ博士 DR. MICHAEL JENIKE

正直言って,製薬会社はどこも,私に研究資金を提供してくれないんです。でもあなたの質問は確かに的を得ていると思います。もっと詳しいデータがそろうまでは,セントジョンズワートを大々的に推奨するのは,まだ時期尚早かもしれません。

しかしもっとデータがそろい,明らかにこのハーブが効果的であると証明されるなら,その結果と副作用がはるかに少ないことを公式見解として発表するつもりです。数年後にはちょうどドイツのように,セントジョンズワートが最大の処方薬として一般に出回ることになるだろうと私は考えています。 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

とすると,仮にわたしがプロザックなど現行の抗うつ剤の製薬会社だとしたら,今後どうなっていくんでしょう。今得ているような莫大な利益は失われ,シェアが低下するとお考えですか? 

ブルームフィールド博士 DR. HAROLD BLOOMFIELD

間違いなくそうなるでしょう。広告費にどんなにお金をつぎ込んだとしても,今後はセントジョンズワートが抗うつ剤として最大のものになると思いますね。 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(カメラに) どうやらセントジョンズワートは,最もむずかしい時期を迎える思春期の若者たちにも効果があるようです。マリア・カールソンは,活動的で,元気のいい17歳の女の子ですが,そんな彼女もつい2年前まで自殺を考えていました。

マリア・カールソン MARIA CARLSON, STUDENT

わたしの中で「自殺すべきだわ」という声と「いいえ,自殺なんてよくないわ」という二つの声があったんです。どっちにするべきかなんてとても決定できませんでした。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(マリアに) でもあなたは自殺を真剣に考えていたんですよね。自殺の仕方まで考えていたんですか?

マリア MARIA CARLSON

そうよ。 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) マリアの母親ジャネットによれば,楽しく生き生きとしていたマリアは高校に入学して突然変わってしまいました。引込み思案になり,お酒に溺れはじめ,以前に興味があったことや人々にまったく無関心になってしまったのです。

ジャネット・カールソン JANET CARLSON, MARIA'S MOTHER

自分の子供が「もう生きてるなんてイヤ。死んだほうがマシよ」と言うのを聞くことほどつらいことはありません。本当に大変な時期でした。 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) ジャネットは娘のマリアを治療施設に連れてゆき,そこでマリアは抗うつ剤パクシルを投与されました。しかしその薬のせいで神経過敏になり,眠れなくなってしまいました。娘の気分は余計に悪化してしまったとジャネットは語ります。かねがねセントジョンズワートについて耳にしていたジャネットは,マリアに思い切ってパクシルの服用をやめて,セントジョンズワートを試してみるように勧めました。しばらくして二人は,徐々に変化が生じていることに気づき始めました。

マリア MARIA CARLSON

そうなの。一度「何かこれが自分みたい」と言ったことを今でも覚えているわ。ちょっと変かもしれないけど... 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) マリアは過去一年にわたり,セントジョンズワートを摂取してきました。

ジャネット JANET CARLSON

娘は自分自身にもっと自信を持てたみたいなんです。音楽やスポーツを楽しむようになりましたし,生活すべてが前に戻ったんです。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(マリアとジャネットに) ではあなたたちも,セントジョンズワートの効能を認めているんですね?

ジャネット JANET CARLSON

その通りです。 

マリア MARIA CARLSON

そうよ,本当に効くの。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

この放送を見ている医師のみなさん,彼らの話を聞いてどうですか?実は私のとなりに,医学校を卒業した同級生がいて「あまりに話が出来すぎていて,とても信じられない」と言っているんですが....

ブルームフィールド博士 DR. HAROLD BLOOMFIELD

セントジョンズワートは世界で最も研究が進んでいるハーブだと思います。しっかりとした科学的根拠ハーブの代名詞と言っていいぐらいではないでしょうか。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

なるほど。

ブルームフィールド博士 DR. HAROLD BLOOMFIELD

オータナティブ代替療法と近代化学医薬品の融合から産まれた良いモデルになるのではないでしょうか。これこそ私たちが待ち望んでいるものなんです。

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

(ナレーション) 健康食品ショップの売り上げが上昇し,大規模チェーンのスーパーが取り扱いを始めるというのに,まだほとんどの医師たちはセントジョンズワートについてあまり知りません。しかし,ドイツのような研究結果がここアメリカでも確認されるなら,その時こそ,この変わった名前をもつ小さな黄色の花の時代が始まると言えるでしょう。

バーバラ・ウォルター BARBARA WALTERS

ジョンソン博士,ここ数年にあった重要な発見の中でもかなり重要度の高いものだと思います。ただちょっと気になるのは,軽度から中度のうつ病によいということですが,うつ病でない普通の人が摂取しても大丈夫なんでしょうか?セントジョンズワートを服用すればだれでも気分が良くなるんですか?

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

ビタミン剤のように気軽にという意味ですか?

バーバラ BARBARA WALTERS

そういうことです。 

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

それはいけません。少なくとも私はお勧めできませんね。正常な人の気分を良くすることを示す証拠はありませんし,特にこれといった問題がないのにわざわざお金をムダ遣いする必要はないでしょう。それに安全性の面でも,長期的に見てどうかということは分かっていませんしね。

バーバラ BARBARA WALTERS

じゃあ,プロザックなど現行の抗うつ剤を現在使用しているなら,どうでしょう?すぐに使用を止め,セントジョンズワートに切り替えるべきでしょうか?

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

自分勝手に切り替えるのは避けるべきです。何といっても,セントジョンズワートはまだ重度のうつ病患者に対する研究結果が十分でありません。ひどいうつ病に効く薬の使用を急に中止するのはやはり危険です。また,軽度から中度のうつ病の場合「現在服用している薬を中止して,セントジョンズワートを試してみたい」とかかりつけの医師に相談するべきです。いずれにせよ,服用中の他の医薬品と併用してもまったく問題ないことをしっかりと事前に確かめておくべきです。そして信頼できる医師の監督下で服用するべきです。ですから,医師・薬剤師の監督なしに,セントジョンズワートを試すのはお勧めできませんね。

バーバラ BARBARA WALTERS

でも,恐らくほとんどの医師たちはこのハーブについて知らないんでしょう?適切な用法・用量はどうやったら分かるのですか?

ジョンソン博士 DR. TIMOTHY JOHNSON

ええ,これは重要な質問です。多くの医師たちは服用量についてもよく知らないことが多いでしょう。ですからわたしとしては,先述のブルームフィールド博士の著書「セントジョンズワートとうつ病 "Hypericum & Depression"」をお読みになるようお勧めしますね。医師と患者双方に役立つ情報が収められており,非常に実用的なガイドブックだと思います。もちろん服用量についても取り上げられていますよ。

バーバラ BARBARA WALTERS

ジョンソン博士,非常に大切で興味深い点を指摘してくださり,ありがとうございました。

ヒュー・ダウン HUGH DOWNS

セントジョンズワートですか。しっかり名前を書き留めておきましたよ。ジョンソン博士,ありがとうございました。

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最終更新日 04/10/2004 Copyright 2004 NYCircuits, Inc.